汚染水がブロックされているとかされていないとか

ブロックされているとかいないとか以前にすでに原水爆実験で汚染されている、というのが事実です。しかしながら、オリンピック招致の場でそんなこと言えるわけがありません。

 

測定(推測値含む)地点はこのあたり。

sadfasfads

Google マップより

海水中のセシウム濃度の上昇は原水爆実験禁止のきっかけのひとつであったのは確かなようです。

セシウム137というのは、自然界には1945年以前に存在していないものです。原発と原爆で生まれて、それが1960年代の初めに水爆実験によってピークになったものであります。その時に猿橋勝子さんという女性研究者が、海水のセシウム濃度が100倍になっているということを、微量線量計で確認して、これでアメリカへ行って、その公開実験というのをフォルサム博士とやって、これが大気圏内の核実験禁止の大きな学問的根拠になりました。

セシウム137、自然界には存在しなかった。1960年代から水爆実験で海水のセシウム濃度が100倍に – 脱原発・放射能

安倍晋三首相が言っていた「WHO 飲料水水質ガイドライン」とはおそらくこの数値。

Cs 137:10Bq/L

引用先:「表 9-3 飲料水中の放射性核種のガイダンスレベル」、WHO 飲料水水質ガイドライン 第 3 版(第 1 巻), p203(注:500 ページ以上の pdf ファイルですので開くのに時間がかかったり、固まったりするかもしれません。)

この数値の 500 分の 1 を上記のグラフに上書きするとこんな感じ。

image

これを政治問題化することは愚かなことだと私は考えます。これを指摘したからといって汚染水問題が解決するわけでもなく、お互いに知恵を絞りあって、時間をかけて議論すべき課題は他にいくらでもあると思います。

本当に国民の健康を心配してくれるのだったら、ブロックされているかされていないか、ということよりも、1960 年代の海水中のセシウム濃度の上昇が健康にどのような影響を与えたのか、といったことを報道してもらった方が助かります。それが福島の人たちが本当に知りたいことの一つではないでしょうか?

p.s. 東電福島第一原発 雨水の海への放出1130トン NHKニュース

「木を見て森を見ず」の典型的な報道ではないかと思います。

広告

 

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。